四つの関係を一度に理解する
- 冲(六冲):子午・丑未・寅申・卯酉・辰戌・巳亥の組み合わせです。十二支の並びで六つ離れた、方向的に対極にあるもの同士とされ、四つの中でも最も直接的な影響があると言われ、変化・対立・移動などを表すとされます。
- 刑(三刑・自刑):寅巳申(無恩の刑)、丑戌未(恃勢の刑)、子卯(無礼の刑)、そして辰辰・午午・酉酉・亥亥のような同じ支が重なる自刑があります。刑は圧迫感や内的な葛藤、規範上のせめぎ合いを表すとされる考え方です。
- 害(六害):子未・丑午・寅巳・卯辰・申亥・酉戌の組み合わせです。害は「合の関係が冲によって break される」ことから生じるとされ、隠れた不一致や周囲とのすれ違いを表すとされますが、冲より影響は小さいと言われます。
- 破:子酉・丑辰・寅亥・卯午・巳申・未戌の組み合わせです。四つの中では最も影響が小さいとされ、参考程度に扱われることが多い考え方です。
命式に冲があると良くないのか
そうとは言えません。冲は「動き」を表すという考え方があり、命式の中で忌神(バランスを乱すとされる要素)に冲が当たる場合は好意的に解釈されることもあり、逆に用神(バランスの軸となる要素)に冲が当たる場合に注意が向けられる、という見方があります。命式に冲を含む人が、行動力があり変化に富むタイプと語られることも少なくありません。年運と命式が冲になる年(「歳破」などと呼ばれることもあります)は、変化の多い一年になりやすいとされ、大切なのは恐れることではなく、事前に計画を立てておくことだと言われています。
刑冲破害の調べ方
命式に含まれる四つの十二支を互いに照らし合わせ、さらにその年の年運の十二支とも比較します。手計算では見落としが起きやすいため、四柱推命の命式作成ツールを使うと、年・月・日・時、そして年運との関係を一覧で確認できて便利です。